ゆで蛙                               熱湯に放り込まれた蛙はびっくりして湯から飛び出すが、徐々に暖められると蛙は気が付かないうちにゆで上がってしまう

2001年の蓮取り行事
2000年の蓮取り行事


べんてんじんじゃ

えんのぎょうじゃせいたんでんしょうち  はすいけ

この池は奥田の蓮池(弁天池)と呼ばれています。役の行者の母・刀良売が、

ある夏の朝、この池の中にある捨篠神社にお参りしたときひとつの茎から二
つの白蓮が咲き、その上に金色の蛙が唄っていました。彼女はたわむれに
岸の萱をぬいて投げますと、それがまともにその蛙の目に刺さり、とたんにあ
たりが暗くなり蛙は水中へ白蓮も消え失せ、こんど浮かんで来た時、蛙は一
つ目の顔になっていました。以来、この池の蛙はみな一つ目蛙だと言い伝え
られています。


 毎年七月七日のここの「蓮切り」や、吉野蔵王堂の「蛙飛び」行事は
  この一つ目蛙の伝説にかかわりをもつようです。







吉野山金峯山寺の蓮華法会に献ぜられる蓮を毎年7月7日の夜明け前に
奥田の人たちが切り落とす年中行事です。


 (10:00)
  蓮池で蓮取り船による蓮取り

 (11:00)
  行列 善教寺福田寺、刀良売参拝、蓮池、弁天神社

 (12:00)
  弁天神社で大護摩供

 (13:00)
  吉野山へ蓮花を持参



 近鉄 坊城、浮孔駅下車